レビュー by makoさん
もし、身内にひとりでも犯罪を犯した者がいるとすれば、犯した本人もさることながら関係する周りの人間にも多大な被害を及ぼす。家族とならばなおさら。でも、たかが血されど血、家族の縁は切っても切り得ない不思議な力によって繋がっている。殺人犯の弟というレッテルを張られた主人公は最悪な境遇に陥っていく。しかし、いくら憎んでも恨んでも、そこに1ミリの愛情が残っていればやはりその存在は自分にとって大きなもの。
犯罪を犯してしまった者を家族に持つ現状を少し理解できた感はあるが、だからといってその罪に対してまったく同情するわけではなく非常に複雑な気持ちで一気に読破してしまった作品。東野の描写が好きだな〜
登録日 : 2008年04月24日 21:22:45


コメント
まだコメントはありません。