一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2014年2月14日発売)
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感想 : 84
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イスラム社会について、国の成り立ちとか根本的な考え方とか初めて知ることが多く、とても興味深く読めた。ただ、カリフ道の「カワユイ」という修飾子は明らかにおかしいし(今時のはやり言葉を狙ってみたけど外した感が…)、対談の最後に雑談的に交わされた憲法9条と沖縄についての話があまりにも現実的じゃなく、いっきにカリフ道の復活自体も非現実的なものに思われた。とはいえ、もう少し中東について勉強してみようかな、と思える内容ではあった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・ノンフィクション
感想投稿日 : 2015年5月31日
読了日 : 2015年4月29日
本棚登録日 : 2015年5月31日

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