私が華麗なるマロリー一族に出会ったのは、偶然のこと。
それは、まるで、アナスタシアと、クリストファーとの出会いのよう。
と言ったら、ちょっと言い過ぎかな。
何年か前、なんとなく、新しい本との出会いを求めて、書店の棚をぶらぶらと眺めていた時に、ふと目を引いたのが、「令嬢レジーナの決断」だった。
私は、読み始めてすぐにレジーナの虜になった。
そこから、私の「マロリー一族」と、「ヒストリカルロマンス」の歴史が始まる。
そんなレジーナの大ファンの私にとって、この本は、ちょっと物足りなかった。
レジーナと、ニコラスの存在感が、ちょっと薄かったから。
まぁ、そんなことは瑣末なことなんだけれども。
この本では、レジーナや、アンソニー、エミリー、ジェレミーといった、マロリー一族の中でも珍しい、黒髪・青い瞳の持ち主たちのルーツが明かされる。
ロマンチックなクリスマスの贈り物。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヒストリカルロマンス
- 感想投稿日 : 2014年3月11日
- 読了日 : 2014年3月6日
- 本棚登録日 : 2014年3月7日
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