かつて絵画は単に鑑賞するものではなく、政治的・宗教的に人々を啓蒙する手段として使われていた。この本では数々の名画がもともとどのような経緯で制作され、どのような形で公開されていたかを詳しく説明する。掲載されているのは有名な作品が多いので、それほど絵画に詳しくなくても興味深く読むことができる。世界史で学んだときは謎の存在だったパプスブルグ家が度々登場し、ルネサンス期の西洋史についても詳しい本を読みたくなった。
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- 感想投稿日 : 2017年11月9日
- 読了日 : 2017年11月5日
- 本棚登録日 : 2017年11月9日
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