小阪 憲司 (監修), 須貝 佑一 (監修)
昨年から海外で使用実績のあるアルツハイマー病の治療薬3薬剤が日本でも使用可能となった。ようやく治療の世界標準に追いつくことができたが、第二世代の根本治療薬(レンバー等)も開発中だ。また、軽度認知障害(MCI)のうちに治療をはじめることで、発症を抑制することが可能になってきている。家族の発する認知症のサインを見逃さず、アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性、前頭側頭葉型など、どのタイプかの診断が適切に行われることで、治療の道が開けてきている。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
医学
- 感想投稿日 : 2012年2月1日
- 本棚登録日 : 2012年2月1日
みんなの感想をみる