作家の処女作には、自然とその後を決めるテーマがすべて入っているものだと聞いたことがある。
そういう目で観るとたしかに『俺は園子温だ!』も、その後を決定づけている作品であり、強烈で面白かった。こっちは★5個。
「撮る」ということへの姿勢と思想は、最初からすでに顕著である。
しかし、メインタイトルになっている『桂子ですけど』は、作品を作ることに手慣れてきた頃であるせいか、退屈極まりない作品だった。
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2012年2月19日
- 本棚登録日 : 2012年2月19日
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