兎に角「西行」という人物は分からない。今から800年も前の人物だから、なおさら想像しにくいのかもしれない。芭蕉なら何となくイメージ出来るのだが・・・(これも実体とは違って、自分本位のイメージですが)
政治とも関わらず、和歌の本流からも外れ、だけど時の天皇や上皇、最大の権力者の平清盛とも近く、更には源頼朝ともサシで話をする。また全国各地に西行伝説があり、歴史に名を留めている。
西行から500年後の芭蕉は、西行を理想として「おくのほそ道」に旅立った。一介の歌人が何故こうまで、後世に影響を与えているのかが分からず、この本を手にした次第ですが、やはり「西行」のイメージは湧いてきませんでした。
この5月から「西行」の勉強会が始まったので、じっくりと時間をかけて私なりの「西行」のイメージを作って行くつもりです。
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- 感想投稿日 : 2014年5月30日
- 読了日 : 2014年5月30日
- 本棚登録日 : 2014年5月28日
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