読売新聞主筆の渡邉恒夫の「安倍首相に伝えたい『わが体験的靖国論』・・・読む前は著者へイメージはこのタイトルも含めて所謂「右翼的」なイメージを持っていたがやや違っていた。
中曽根元首相が靖国参拝を中止した後にA級戦犯の分祀を模索した話の後に、「靖国神社が昭和戦争を聖戦だとし、そこで散った、すなわち聖戦に貢献した英霊を祀る神社であるという認識は歴史上、妥当なものとは思えない」「軍の将校たちが中国侵略を正当化する理由を作り出しながら、天皇を始め中央政府の意向にしばしば反して戦争拡大を図ったもので、そのこと自体が多分に国の規律を逸脱した戦争犯罪とみられても仕方がない」と手厳しく批判しているのには驚いた。
やはりイメージだけで人は判断できないものです。
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- 感想投稿日 : 2014年11月2日
- 読了日 : 2014年8月30日
- 本棚登録日 : 2014年11月2日
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