ぼくと先輩のマジカル・ライフ (1) (角川つばさ文庫)

  • KADOKAWA (2013年11月15日発売)
4.36
  • (7)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 58
感想 : 3
5

前に単行本で出た『ぼくと先輩のマジカル・ライフ』の文庫の児童書化。
紹介文に「新ミステリー」とあったり、1巻となっているので、前に出た単行本の続きの話も出るのかと思いきや単行本の4話が2冊に分冊されるだけのよう。
これを期に続編出ないかなあ…。

久し振りのあやかし研究会。
トリックはだいたい覚えていたけれど話の展開は大部分忘れていたので新鮮な気持ちで楽しめた。
意外にさらっと読めた。
最近、はやみね作品は読みごたえがなく、さらっと読める気がする。

イラストが新しくなり、みんな高校生みたいに見える…。
ゴツボ×リュウジのイラストもよかったのに残念。

怖いのは幽霊か人間か。
背筋が寒くなる第二話のラスト。
最初は児童書レーベルではなかったので、結末がちょっとえぐい。

トムソの黒川部長がここに…。
今川寮という名前はトムソ以前にも出てきていたような気がしていたけど、いろいろなシリーズが絡みすぎてマジカルライフだったとは気付かなかった。
ミステリーの館には社会人になった快斗たちが出て来ているし、トムソでは黒川部長はもっとおじさん。
マジカルライフは時系列の中では結構昔なのかも知れない。
マジカルライフ<夢水、虹北、クイーン<トムソ
だろうか。
はやみね作品全体のキャラブックが出ればなあ。
(出版社的に厳しそうだけれど。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2013/11
感想投稿日 : 2013年11月19日
読了日 : 2013年11月25日
本棚登録日 : 2013年11月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする