ズッコケ心霊学入門 (ポプラ社文庫 A 165)

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感想 : 14
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心霊写真を取って雑誌に送ろうとするハチベエ。
ハカセとモーちゃんが付き合ってくれないので、後輩で最近ハチベエになついている浩介君を連れて行く。
入った屋敷で足音を聞いてしまう。
写真を撮るとぼんやり白いものが。
早速雑誌に投稿をすると、これは本物だということになり、有名な霊能力者もやってくる。
交霊実験をすると、ポルターガイストのような現象が起こる。
ところが、それは浩介君が同席したときにしか起きないことが分かる。
最後には思春期の多感な少年が引き起こした超能力ではないかということになる。
浩介君のためにも雑誌には載せずに事件は幕を閉じるのだった。

心霊写真→集団催眠→エスパーと順序立てて真相に迫ると、有り得そうにないことだけれど、エスパーならそうなのかも…と思えるところがすごい。
ハカセとモーちゃんは今回ちょっと脇役。

小学生のころに読んだはずなのにすごい内容を覚えている…。
学童帽の男の子、雑誌投稿、図鑑の蛇の幻覚…。
数年前にも読んだのだろうか…。
こんなに覚えているなんてありえない。
不思議だな。
そんなに印象深かったのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2014/05
感想投稿日 : 2014年5月1日
読了日 : 2014年5月1日
本棚登録日 : 2014年5月1日

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