小さな氷の上でセイウチのお母さんが眠っている。
そこへ赤ちゃんがやってきて一緒に眠ろうとする。
でもお母さんは起きない。
寝返りを打って赤ちゃんを押し出しそうになる。
踏ん張るけれど、ポチャンと落ちる。
それでも気付かない。
反対側に移動してやっと眠る赤ちゃん。
そこで、お母さんも目が覚めて、ぼうや、いたのね、と。
北極の海は今日も静か。
ほのぼのとして眠くなる。
寝ていて赤ちゃんに気付かないお母さんが面白い。
作者は実際に北極の海で観察したのだとか。
セイウチ親子を見守る鳥がだんだん増えていくのが面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2014/04
- 感想投稿日 : 2014年4月27日
- 読了日 : 2014年4月27日
- 本棚登録日 : 2014年4月27日
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