神曲たち(DVD付)

アーティスト : AKB48 
  • キングレコード (2010年4月6日発売)
4.02
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本棚登録 : 281
感想 : 29
4

キラキラしたサウンドとセンスフルなギターソロが良き80年代のアイドルサウンドを思わせる、説明不要のグループ。
商法やらアイドル的な部分だけが先行してやたらと目立っているグループであることは間違いないですが、それだけで毛嫌いしてしまうのは勿体無いということを痛感しております。
アイドル輩出には定評のあるプロデューサーの秋元康よりも、楽曲提供者が凄腕
グループとして初の首位を獲得したらしい#1を初めとする、メロディにフックがありつつも、印象的なアレンジ(というかリフのセンス)によってトドメを刺す感じはかなりツボです。
その中でも織田哲郎作曲の#4のリードギターとBメロ~サビの盛り上がり方がめちゃめちゃお気に入りですね。
よくわからん姉妹ユニットとか、メンバーの人気競争だかはモーニング娘。的な扱いを思い出すが、そのへんは正直全く興味が無い自分でも単純に"曲の良さ"で気に入る要素というか魅力が充分にあります。
音楽業界を本気で考えて、「アイドル的な商法」で通用する部分は特典を強化し、純粋に音楽だけ聞きたい人には格安の通常版を提供すれば…なんて思ったけど、そういうリスナーはDL販売を利用すればいいし、そもそもあまりに安くしたらメンバーへの配当が減るわけですよね。ただでさえマーケットが縮小しているJポップ業界で、かなり特殊とは言え売上を確保しているわけですから、今後の売り方、売れ方に注目したくなるのも事実。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: J Pop
感想投稿日 : 2011年1月24日
読了日 : 2011年1月24日
本棚登録日 : 2011年1月24日

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