【帝都を復興せよ】 江上剛さん
大正12年(1923年)9月1日土曜日午前11時58分44秒。帝都東京を大地震が襲った。新聞記者の田山は、復興に向けて組閣された山本権兵衛内閣で、内務大臣に就任した後藤新平のもとを訪ねる。
そこで、彼は、新平の帝都復興への壮大な構想を聞かされる。
だが、新平の思いとは裏腹に、各々の思惑が壁となって立ちはだかり……。
(光文社案内より)
☆
熱い想いがあり、行動力もある後藤新平。彼の欠点は人を信じすぎるコトだった。その為、根回しなどが疎かになり、朋友と信じていた閣僚たちに裏切られる。災害を自らの政治的基盤を固める道具とする者や
利権に固執し復興を妨げようとする者が新平の理想を妨害する。
残念な評価になりますが、期待していたほど面白いとは思わなかったです。読みながら、ただ字面を追っているだけのような感がありました。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
江上剛
- 感想投稿日 : 2013年10月8日
- 読了日 : 2013年10月8日
- 本棚登録日 : 2013年10月8日
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