大好きな本谷有希子作品。
でも、読むのに体力と勇気を必要とします。笑。
腑抜けから入ったからか、そのイメージ抜けなくて。
でも、これは鬱女とカラッポ男の素敵なラヴストーリーでした!
ありえない位素敵だったよ!
鬱の女が100度で沸騰しながら生きているとしたら
カラッポ男は無音って感じ。
もう、その温度差。凄い温度差なのに、同じなんだよねー。
結局は同じなの。
それがめっちゃツボだった。
絶対的な何かが足りなくて、
ただ、わかりやすく狂ってるか、そうでないかの違いで、
こんなに違うのかー。と思った。
つーか、本谷有希子なのにハッピーエンドでビックリした。
ハッピー?!いや、語弊があるか。
でも、生ぬるくない。
ビシビシリアリズム感じながら、今回もヒィヒィ言わせて頂いた。
あー、久しぶりに舞台みたいぜ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年1月4日
- 読了日 : 2009年7月1日
- 本棚登録日 : 2009年7月1日
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