金田一氏が書かれた「日本語を反省…」というタイトルから、厳しい内容かと思いきや、様々な観点から日本語を楽しむことができる本。
私が特に面白かったのは、夫婦の会話を具体例に、説明上手に話す方法が書かれているところ。相手になかなかうまく伝わらないもどかしさが”伝わって”くるから面白い。
ちなみに、説明するコツをまとめてある箇所を抜粋しておこうと思う。いろんな場面で役にたちそうだ。
1 相手の知識をなるべく活用すること
2 相手の知っているほかのものに結び付けること
3 相手の知らないものについて言ってはゴタゴタするだけであること
4 目にみえるように話すこと
5 あまり多く一度に言ってもムダであること
6 第一印象というものを重んじること
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本・社会
- 感想投稿日 : 2014年4月7日
- 読了日 : 2014年4月7日
- 本棚登録日 : 2013年10月17日
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