ThoughtWorksアンソロジー ―アジャイルとオブジェクト指向によるソフトウェアイノベーション

  • オライリージャパン (2008年12月27日発売)
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感想 : 19

なかなかハードなプログラミング・エッセイ。
この手のジャンルはなかなか奥深く、気楽に読めるものから、「やっぱりこうしないとダメだよな」と猛省を促すものまで、あらゆるタイプのものがありますが、本書は後者の系統。
後半に進むにつれて、個人的にはとても馴染み深い問題へとつながってゆく。すなわち、開発、ビルド、試験。アジャイルの肝とも言える、CIと関連付けられた自動テスト。

「オブジェクト指向エクササイズ」「アジャイルかウォーターフォールか」の2エッセイを読めただけでも価値がありました。
この手のプログラミングエッセイでは「でも、実際は違うんだよな...」とため息をつかざるを得ない場面がよくあるが、今なら、本当にすぐに試してみようと思える。これは個人的意見だが、実際に、ウォーターフォールに振り回されて「結果アジャイルのウォーターフォール体制」に放り込まれた身からすれば、ねえ...

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年4月4日
読了日 : 2013年4月4日
本棚登録日 : 2013年4月4日

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