<b>「私は、軍人として、正しいことをしたのだろうか? それが、気になってならないのです」<br>
「正しかったに決っています」<br>
今井書記官が励ますようにいうと、関谷は、頷いて瞳を閉じた。<br>
「祖国を破滅から救おうという行為が、間違っている筈がないじゃありませんか?」</b><br>
(P.331)
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- 感想投稿日 : 2009年4月3日
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- 本棚登録日 : 2009年4月3日
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