リーゼロッテと魔女の森 2 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2012年4月20日発売)
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本棚登録 : 570
感想 : 38
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魔女弱っ!なにそのキャラ(笑)新作はかなりコメディ色強いなぁと思ってたらいきなり怒涛の2巻でした。テンポよく終わっちゃうのかなー。
エンはそんな予感はしてました。多分そうだろうなぁと。ああいう事があっても1巻で「生きる場所を作ろうとしてる」と言い切ったリズに、だからエンは嬉しかったんでしょうね。絶望してない。諦めてない。エンが回想と今で性格や雰囲気が違うのは完全じゃなかったからかしら。1巻の時は回想のエンに疑いを持ってたのですが、リズが大事という点は本当だったみたいですね。リズを守る為に戻ってきた。それでもここに来てもやっぱり幾ばくかのエンへの疑念は残るのですが。どこから来た人間だったのか。リズ達に近づいたのは裏があったんじゃないのか。刺客との関係とか。兄の真実は判らないけど、回想の時点では兄がリズを狙うとは思えなくて。嵌められて唆されたのかなぁとは思うのですが。その辺はまだ謎だらけですね。でもこの調子だと数巻の内に明かされるかな?エンを疑ってしまうのは、最後にどんでん返しをやられそうでつい構えてしまうからでした(笑)
兄の「男の方は殺して構わない」ってのはエンじゃなく刺客の事だと思うのですよね。そんで刺客を呼び込んだのがエンだったのかなーとか。探せ殺せってのは衛兵?の台詞で「刺客を」探せ殺せ、でガキ出て来いってのは刺客の台詞だよね。あそこわざとミスリード誘う様な描き方してるのかなと。ヴァーテが既に存在しない発言も気になるところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女漫画:白泉社
感想投稿日 : 2012年5月4日
読了日 : 2012年5月4日
本棚登録日 : 2012年5月4日

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