満男と寅さんがだいぶシンパシーを感じつつある。素敵な、年齢を超えた友情。
おじさんが、他人の悲しみや淋しさをよく理解できる人間なのを知る満男。
「拝啓 車寅次郎様
伯父さん、僕は近頃伯父さんに似てきたと言われます。
言う人は悪口のつもりなんだけど、僕にはそれは悪口には聞こえないのです。 伯父さんは他人の悲しみや淋しさやが、よく理解できる人間なんだ。
その点において、僕は伯父さんを認めているからです」
寅さんは色んなところで愛を振り撒いている。素敵だな。
独身だからダメとかそういうんじゃない。
2017.1.4.
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- 感想投稿日 : 2017年1月4日
- 読了日 : 2017年1月4日
- 本棚登録日 : 2017年1月4日
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