喪失とそれに直面した時の主人公の心の動きを印象的に表現した作品だと感じた。人の心に残る記憶は長く接してきたものだけでなく、むしろ青春の時代にこそ起こる一瞬の煌めきの方が強く心に刻まれる時がある。刻まれた記憶を抱きながら生きている主人公たちの生を力強く、そして繊細に描いていた。
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- 感想投稿日 : 2014年4月14日
- 読了日 : 2014年4月14日
- 本棚登録日 : 2014年4月14日
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