迷ったら2つとも買え、のほうが名著である。
愛すべきあつかましさについて書かれているが、ほとんどヤクザのような脅しにみえなくもない。天台宗のNo.2、今東光大僧正がそのような生き方を貫いた唖然ともするが喝采もする。名カメラマンは雪まで降らせるらしい。人生は決まりきった縮まったことをしていては駄目なのだということも薄らとだが感じさせる。
迷ったら…のほうが主張が愛すべきあつかましさと無駄遣いの効用についてしっかりその奥に広がる世界観を書ききっているように思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
10 哲学
- 感想投稿日 : 2013年9月22日
- 読了日 : 2013年9月22日
- 本棚登録日 : 2013年9月22日
みんなの感想をみる