読書状況 読み終わった [2013年2月26日]
読書状況 読み終わった [2013年2月20日]
読書状況 読み終わった [2013年2月5日]
読書状況 読み終わった [2013年2月5日]
読書状況 読み終わった [2013年2月1日]
読書状況 読み終わった [2012年12月17日]
読書状況 読み終わった [2012年12月17日]

6つの短編集。どこにでもあるような家庭での日常が、時に可笑しく時にひやっと、ユーモアたっぷりに描かれている。どの作品もほのぼのとした明るさを持っていて、前向きな方向へ解決していくので読後感はすっきり。そしてありふれた生活の中に小さな幸せが垣間見えてほっこりした。お互いを思いやって支え合う夫婦の姿と温かい会話がとても和む。
ただ、自分の何年後かを想像して重ね合わせると何とも言えない気持ちに…。まあでもとりあえず面白かった。

「サニーデイ」「ここが青山」「家においでよ」「グレープフルーツ・モンスター」「夫とカーテン」「妻と玄米御飯」

2012年4月3日

読書状況 読み終わった [2012年4月3日]

シューマンに憑かれた天才ピアニストと、彼に魅せられた音大受験生の話。ミステリだがシューマンに関する音楽談義がかなりの割合を占める。
文章が好き。各登場人物の存在は不確かで掴みどころがなく、物語は絶えず幻想的な雰囲気の中にあるのに、明瞭な言葉選びによって一枚一枚の写真は鮮やか。
独特な比喩や修人の音楽論は楽しめたけれど、一方でミステリとしての話の展開自体はあまり好きではなかった。再読。

読書状況 読み終わった

アメトークで読書芸人として出ていたのを見て気になったので買った。本の紹介本かと思いきや、内容は彼の個人的な経験に基づくエッセイ。面白かった。ひとつひとつのエピソードが短くまとめられているので、気軽に読んで楽しめる。これを読んで又吉さんがますます気になった。

2012年3月27日

読書状況 読み終わった [2012年3月27日]

6つの短編集。全作品が異なったカラーを持ち、そのどれもが秀逸。登場人物それぞれが大切なものを抱え、懸命に生きる姿が描かれている。
一つ読み終える度にすっきりとした気持ちになれた。

「器を探して」「犬の散歩」「守護神」「鐘の音」「ジェネレーションX」「風に舞い上がるビニールシート」
直木賞受賞作。

2012年3月25日

読書状況 読み終わった [2012年3月25日]

文章が美しい。古風な口調でしっとりと語られている。
過去から現在そして未来へと向かう、“愛と再生”の書簡体小説。

2012年3月18日

読書状況 読み終わった [2012年3月18日]

叙述トリックにすっかり騙された。でも読後感は清々しい。
タイトルが素敵だと思う。

2012年3月15日

読書状況 読み終わった [2012年3月15日]

「ドイツイエロー」が気に入ったのでこちらも読んでみた。主人公がディスカスの飼育に習熟することで何かを理解しようとする話。ディスカスを飼育することは哲学をするのと同じである、ということがひとつのテーマとなっている。

恋人との結末はロマンチックだが正直グッサリきた。そして魚の飼育法に関する記述がマニアックな上に冗長で、中盤は読むのが少し苦痛だった。

2012年2月21日

読書状況 読み終わった [2012年2月21日]

4つの短編集。どれも別れをテーマとした作品であるが重くなく、むしろ透明感のある文体で流れるような印象を受けた。特に「ドイツイエロー」が気に入った。どの作品も性描写が素敵。
ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶 JAUNE D'ALLEMAGNE, OU LES MEMOIRES D'UNE PLACE
このフランス的なタイトルと装丁が好き。

「キャプトセプタンブル」「容認できない海に、やがて君は沈む」「ドイツイエロー」「いつか、マヨール広場で」

2012年2月16日

読書状況 読み終わった [2012年2月16日]
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