山田正紀の不可能密室SFの剛腕が全力で奮われた一作。
神的領域だった謎がくるっと一回転し、地に足が着く部分が心地良い。
最新のIT技術描写も貪欲に取り込んでいるが、業界の片隅で食べている身としてはちょっと違和感が残る部分(米軍にブルートフォースアタックとか、OTPの説明が?だったりとか)もあるので、星-1。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2017年12月29日
- 読了日 : 2017年12月29日
- 本棚登録日 : 2017年12月29日
みんなの感想をみる