我々を含む物理的存在を小さく砕いていくと、素粒子にたどり着く。在るということは、体積と質量があることで、その質量がどのように発生しているか、素粒子の在り様を、わかりやすく、といってごまかすことなく書くのが本書。
素粒子といえば、確立でしか存在を確認できないとかその程度の知識しかなかったところ、昔から偉大な頭脳が理論的予測をしていて、検証もずいぶんお金と手間をかけてやっているのだなあと、感心しました。
数式とかはずいぶん読み飛ばしてしまったけれど、なんとなく腑に落ちるものも多く、価値の在る読書でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ等
- 感想投稿日 : 2010年8月14日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年8月14日
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