「修学旅行中にバスごと拉致された高校生達は、人間狩りの獲物にされるが、その中で一人、少年は戦い生き延びる才能に目覚める」というようなお話。
特になにか鍛えているわけでもないのだけれども、極限状態に陥ったときに特別な能力に目覚めて、絶体絶命の危地を脱していく。まあなんというか、バトル漫画を見て、少年が「実は自分にも平和な日常では埋没している才能が・・・」などと夢想する夢を、これでもかと書きなぐったようなお話で、実はかなり面白かった。
いやまあ、私も妄想がちな少年でしたし。
現実には才能があってなおかつ鍛えている人に勝る天才などなかなかないとは思うけれど、分かりやすい少年の夢「世界最強」に届くというのは興奮するものがある。そのような意味で、非常にストレートな作品だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文庫(ライトノベル)
- 感想投稿日 : 2011年2月26日
- 読了日 : 2011年2月26日
- 本棚登録日 : 2011年2月24日
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