再読。
例えばあるひとつの怒りの中にも山ほどの感情が含まれていたりするけれど、少なくとも私の場合、それを言葉で表すのはなかなかむずかしい。
自分の感情でも、自然に湧き出たものなのか、そう思おうとしているのか疑ったりもする。
この作者の登場人物たちはいつも、そのあたりの複雑に入り交じった感情をうまく表現してくれる。脚本家、ということもあるのかもしれない。
ありふれたストーリーも、それぞれの人物に思いを寄せながら読むことができました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2011年1月4日
- 読了日 : 2011年1月4日
- 本棚登録日 : 2011年1月4日
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