第三の時効 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2006年3月17日発売)
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本棚登録 : 7347
感想 : 780
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饒舌すぎず、クールすぎず。
裏表紙にあった「硬質なエレガンス」との表現になるほど!と思った。
特に、刑事たちの人物像がおもしろい。
1班の朽木は過去の重りをむしろ大切に守っているかのようだし、冷血といわれる2班の楠見にはまだまだ奥に何かありそうである。
そうか、男たちの矜持か…。

シリーズ第一弾ということなので、他の刑事たち含め、今後もっとあぶり出されてゆくのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2017年9月6日
読了日 : 2017年9月6日
本棚登録日 : 2017年9月6日

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