饒舌すぎず、クールすぎず。
裏表紙にあった「硬質なエレガンス」との表現になるほど!と思った。
特に、刑事たちの人物像がおもしろい。
1班の朽木は過去の重りをむしろ大切に守っているかのようだし、冷血といわれる2班の楠見にはまだまだ奥に何かありそうである。
そうか、男たちの矜持か…。
シリーズ第一弾ということなので、他の刑事たち含め、今後もっとあぶり出されてゆくのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2017年9月6日
- 読了日 : 2017年9月6日
- 本棚登録日 : 2017年9月6日
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