10数年ぶりに再読し、ものすごい作品だなぁ、と感動してしまいました。
この本は数えきれないほどの人が読んでいる名作なのに、読んでいる間はこの本も、それを読んでいる自分も特別な存在であるような、バスチアンの冒険を読んでいるのは世界で自分だけのような気がしました。そういう幻想を抱かせてくれる作品は本当にすごい。
装丁も素晴らしい。読者がこの幻想に入り込むことがエンデの狙いなら、装丁はこれにする他ないですね。
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カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2013年12月31日
- 本棚登録日 : 2013年12月31日
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