ユリイカ08年1月号。<BR>
何と言っても南方熊楠特集、これは買いでしょう。<BR>
池上高志と茂木健一郎の熊楠についての対談はなかなか良い。特殊な選ばれし才覚vs偶有性 という双方の着眼は学者研究者でなければなかなか深く想い付かないポイントである。<BR>
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また、漱石と熊楠の倫敦留学時の関係性、柳田國男との邂逅と確執?のようないろいろな観点からの熊楠レビューは、どれもわくわくして読める。<BR>
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それにしても、ワタリウム美術館、行っとけばよかったと後悔。もうこうなったら死ぬまでに一度、南方熊楠記念館に行く と決意した。
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- 感想投稿日 : 2008年3月1日
- 本棚登録日 : 2008年3月1日
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