俗っぽいんだけど達観してる登場人物もふくめ、
なんでこんなに暗い話を明るく描けるのか、毎回不思議に思う。
癒される…のとは、少し違うかな。
心の中を優しく鷲掴みにされるような、ある種の恐怖感というか…。
流れることを自覚し、それを受け入れる、というかむしろ能動的に受け入れる価値観は作者自身のものかもしれないが、
それは出来そうで出来ないことかもなぁ、と思ったりもする。
まぁ何れにしても僕の境遇も僕の友人も、少なくとも今のところはここまでエキセントリックなものではないので、
こんなに突き抜けた暗い明るさと向かいあうことはないでしょう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年8月2日
- 読了日 : 2014年8月2日
- 本棚登録日 : 2014年8月2日
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