泣ける。序盤の傘を持って主人公を待つシーン。そこで泣いてしまった。こういう人が優しく、強い人(女性)なのだろう。
二人の女子を基本として物語は進むが、他にも、どこか癖のある思春期の学生にスポットを当て、内容を膨らませている。弱者に焦点を当てる手法は重松氏の得意技。ずるい手法であるが、単なる暗い話で終わらせず、明るい方向に持っていくので許せてしまう。
本当にかけがえのない友達を少しでも多く作っていきたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヒューマン
- 感想投稿日 : 2013年4月6日
- 読了日 : 2013年4月6日
- 本棚登録日 : 2013年4月6日
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