中学生の駅伝のお話し。
陸上スパルタ顧問のおかげで駅伝強豪チームの中学だったが、教師の移動で美術の若い女性教師に代わってしまいます。一見寄せ集め的なチームだけど、それぞれがマラソン向きの生徒たち。一生懸命に走り込むとこが、なんだかいいな~と思いました。
マラソンは自分との闘いの競技ですが、駅伝となるとやはりチーム戦となります。1人は皆の為に、皆は1人の為に・・・というラグビー精神にも似ています。
本書はまるでドラマのダイジェスト版の様に運びます。あの時こうで、今がある!みたいな構成。金八先生の最終回みたいに各区を走る生徒にスポットがあたります。あと少し、もう少し・・・の苦しい走っている間の攻防戦もマラソンをした事がある人には甦るものがあると思います。
表紙は山間の田舎町での練習風景がほのぼのとしたタッチで描かれていました。中学生には打ち込める時間もあって、後に良い経験として残ります。スポーツっていいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年12月8日
- 読了日 : 2013年12月8日
- 本棚登録日 : 2013年12月8日
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