ゲレンデシリーズ第三弾。
ある殺人事件の容疑をかけられた大学生・竜実。
彼のアリバイを証明出来る”女神”を探しにスキー場へ。
それを追う刑事・小杉。
ゲレンデを舞台に繰り広げられる追跡劇です。
殺人事件の容疑者と、それを追う刑事──。
なのに緊迫感はあまりなく、どこかのんびりとした空気。
女神は誰なのか?
気になって一気読み。
刑事としては有能な小杉が、男前な女将さんにうまくあしらわれているのが愉快でした。
そして、根津と千晶が!(良かった~)
それにしても、妊婦さんがスノーボードって大丈夫なのかなぁ?
このシリーズ好きなんです。
真っ白な雪、雪、雪!そしてこの疾走感!たまらない。
まだ誰の足跡もついていない場所を踏むときの、あの感じ。
パウダースノーって、歩くとキュッと音がするんですよね。
東野圭吾さん、やはり読みやすいです。
雪山を舞台にした壮大な”鬼ごっこ”を見ているかのようで楽しめました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月16日
- 読了日 : 2017年6月
- 本棚登録日 : 2017年10月16日
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