終盤にさしかかるあたり。霧の中、ジョン・デュポンが亡き母の持ちものである馬を解き放つ場面があまりにも美しくて胸をうつ。1分にも満つかわからないその場面が、人間であることの悲しみや狂気を際立たせる。本作は実話に基づいているというが、この場面こそ、フィクションの力。
読書状況:読み終わった
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DVD
- 感想投稿日 : 2015年12月1日
- 読了日 : 2015年12月1日
- 本棚登録日 : 2015年11月30日
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