かなり具体的な描写があって
起こる出来事や状況は普遍的なものではないのに、
「あー、この感じ知ってるな」
って思わせるのがうまい。
田舎/郊外特有の閉鎖的空気であるとか
年寄りの醸すしがらみとか家族の縛りとか、
集団における居場所の無さとか、
子どものころの出来事が自分の中でいつまでも重くのしかかることとか、
何をとっても
「あー、この感じ知ってるな」だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
buch
- 感想投稿日 : 2017年1月4日
- 読了日 : 2017年1月4日
- 本棚登録日 : 2016年12月31日
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