人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版 (2015年3月11日発売)
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東京大学准教授 松尾豊 氏の著書です。

人工知能の概要が体系的にまとめられており、人工知能とは何かを知るための一般向けの入門書として、良書であると思います。

第1章では、人工知能の定義を明確にしています。
第2章では、第一次AIブームとして1950~60年代の「推論・探索」について解説されています。
第3章では、第二次AIブームとして1980~90年代の「知識」を入れたエキスパートシステムについて解説されています。
第4章では、2000年以降ビックデータ時代に入り発展した「機械学習」について解説されています。
第5章では、最先端である「ディープラーニング」について解説されています。
第6章では、今後の人工知能技術の発展について解説されています。

私自身、人工知能は専門外ではありますが、仕事上関連があるので、最低限の知識が欲しくこの本を購入しました。
技術的な詳細を知ることはできませんが、歴史を含め全体像を理解するのには最適な本であると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 科学
感想投稿日 : 2017年6月1日
読了日 : 2017年5月25日
本棚登録日 : 2017年6月1日

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