しいちゃんさん
多賀 公人
西日本出版社 (2005年11月)
岡山県関係作家 読み終わった
著者の瀬戸内海放送アナウンサー、多賀公人氏は同じ市内の出身ということで親しみを覚え手にとった。彼が留学したことも知らなかったが現在夕方の放送でよくお顔を拝見している。 入社5年目で決心してサンフランシスコ州立大学に1年間の留学をし、その体験談をま...
高嶋 哲夫
光文社 (2004年12月10日)
高嶋哲夫 読み終わった
アフガニスタンに消えた昔の恋人とその娘、実は自分の娘だと知る写真家が救出に向かい無事に連れ帰るまで。かって旅したアフガンの写真を撮り、その写真集で有名になるがその時に知り合ったゲリラとの交流や救出するまでの現地の人々とのかかわりなどから構成されて...
葉山 アマリ
泰文堂 (2011年06月)
読み終わった
実体験を小説化しているそうだが、興味深く一気に読み終わった。 死ぬ気になれば、何でも実現する。そんな気にさせるなぁ! 文句なく面白かった。
角田 光代
講談社 (2004年09月29日)
幼い頃は天才少女と言われるくらい記憶力がよかった田所房子と宗二の夫婦を中心に夫婦のありかたはどうであるべきか?職場近くに部屋を借りた宗二はそこに逃げ込むように家庭から逃避、房子は実家に通い頼りきっている。人間関係が希薄で白けきった夫婦、本当には共...
小川 洋子
朝日新聞社 (2002年01月)
私と70歳のユーリ伯母さんそして心の病である脅迫神経症の二コの3人は伯父さんが残した動物の毛皮や剥製などで埋め尽くされている屋敷で生活していたその生活が剥製コレクターのオハラ氏が現れたことでユーリ伯母さんがロシア帝国ロマノフ朝最後の皇女、アナスタ...
新潮社 (2003年08月28日)
家政婦として派遣された博士は交通事故の後遺症で記憶が80分しかできない。すう字や数式や計算の中だけで生活していた博士と家政婦そしてルート√と呼ばれるその息子、その3人と母屋に住んでいる博士の義姉の日常の中のほのぼのとしたかかわりが印象深い作品だ。
石野 文香
小学館 (2007年10月16日)
廃園になった遊園地だけが自分の居場所になっている子ども達とその中心的な役割を担っているキョージュ・真澄・千夏そして主人公の水香、生かされている自分や生きている意義が見いだせずにいる人達、「月の裏側は見ない」という約束のもと、この遊園地にいる時だけ...
石原 慎太郎
文藝春秋 (2003年04月26日)
石原都知事が書いた小説ってどんなかな?という野次馬的な興味で読み始めた。たとえや比ゆや言い回しが回りくどく説明的でうんざりしながら読み進んだ。まだ戦後が色濃く影響している時代に戸惑いながら最後まで話の背景や人間関係が分かりにくかった。最後の最後ま...
メアリー・ポープ・オズボーン 食野 雅子
メディアファクトリー (2007年06月13日)
児童図書 読み終わった
2年生の孫が図書館で見つけて「面白いから読んでみたら・・・」とすすめてくれたので一気に読んだ。ジャックとアニーの兄妹がマジックツリーの中の本にある処に移動してなぞを解いたり冒険したりする。砂嵐や盗賊の恐怖に遭いながらバグダッドをめざし魔法の力を借...
メアリー・ポープ オズボーン Mary Pope Osborne
メディアファクトリー (2003年02月)
ジャックとアニーの兄妹がマジックツリーで行ったのはサバンナ。そこでキリン・ヌー・ゾウ・ライオン・ハイエナなどいろんな動物やマサイ族と出会い「私は金色でトロリとしています。でも私のまわりには、危険がいっぱい。私はなんでしょう」というなぞなぞをとく。...
日本放送出版協会 (2009年03月)
北海道の小さな町のつぶれそうな鉄工所が風力発電の風車作りに取り組んでいく話。面白かったぁ!
幻冬舎 (2010年07月)
日ごろから議員と名のつく職業の必要性に疑問をもちその弊害を感じていた者として、そうだ!そうだ!と頷くことが多かった。たなぼたしきに衆議院議員になってしまったフリーターの大場大志が感じる優遇されている議員のあり方には怒りさえ感じる。実在する議員と似...
横山 秀夫
新潮社 (2007年04月)
横山秀夫 読み終わった
三ツ鐘警察署は庁舎は官舎のすぐそばにある。その警察署の様々な警察官や事件を「深追い」「又聞き」「引き継ぎ」「訳あり」「締め出し」仕返し」「人ごと」の7編で扱っている。警察官と言っても、刑事ばかりではない。交通係、生活安全係、事務担当、管理職・・・...
徳間書店 (2002年10月)
婦警に憧れ、似顔絵かきの婦警になった平野瑞穂の警察官として成長しながら、かかわった事件5話がまとめられている。男社会である警察組織の中で嫌な思い、悔しい気持ち、いらだたしい思い・・・・・それらを乗り越えて事件に立ち向かう婦警の心の動きを描いている。
集英社 (2003年02月05日)
強行犯捜査係の一班、朽木泰正班長・二班の楠見班長・三班の村瀬班長がそれぞれ競うように取り組み、解決する事件の数々、面白かった。 刑事と犯人の駆け引きや心の動きは映像を見るようで一気に読んだ。 一班が扱った「沈黙のアリバイ」二班の「第三の時効」・三...
講談社 (2010年12月17日)
世界保健機関WHOでメディカル・オフィサーとして活動していた、内科医、瀬戸崎優司がその経験を生かして強毒性の新型インフルエンザ対策に取り組んでいく。方法は東京都を封鎖してインフルエンザを他に広げないというもの。想定外の感染力・その全身を蝕んでいく...
曽野 綾子
集英社 (2008年12月04日)
満月の日に開かれる観月会での話やそこに会話を楽しむために集まってくるメンバー。職業、姓名・・・嘘でもいいし明かしても明かさなくてもいいという風変わりで何物にも縛られない人達。そんな集まりがあってもいいかなぁ!
中央公論新社 (2007年03月)
前半、希和子が子ども連れ去り、三年間の逃亡生活、小豆島で過ごした幸せな日々、そして後半、成長して自分をみつめる薫(恵理菜)とエンゼルホームで成長した千草が幼い日の記憶を辿ることに躊躇しながらも自分をみつめなおして今の状況を脱したいと思い小豆島をめ...
三田 誠広
河出書房新社 (2008年07月16日)
平安末期、白河院の養女であり、鳥羽院の中宮の待賢門院璋子に仕えた西行(佐藤義清さとうのりきよ)は和歌・流鏑馬・蹴鞠など文武両道に優れた武士であった。璋子に心酔した義清は出家し璋子の志をかなえるために奔走していく。史実をもとに西行の若い頃を中心にし...
森村 誠一
徳間書店 (2007年01月)
森村誠一 読み終わった
森村誠一の棟居刑事がからむ事件や出来事短編が集められており、どれも面白かった。
森村誠一
光文社 (2011年04月19日)
雑誌記者の妻をホームからの転落事故で亡くした作家志望の永井が妻の深層に迫っていくこと。そのきっかけになったのが韓国のノグンリ訪問であるが、一緒に行った仲間との出会いや関わり、そして製薬会社と大学病院との癒着や人間関係からストーリーは構成されている...
内田 康夫
講談社 (1999年07月15日)
テレビでお馴染み、警視総監の兄をもつフリールポライターの浅見光彦のシリーズです。富山の置き薬を商っている薬屋が舞鶴で殺された事件が発端、その後ファッションデザイナーやその関係者が殺された事件を浅見光彦が解決していくという内容だ。
岩井 志麻子
光文社 (2009年10月17日)
亡くなっていながら成仏できずに漂いながら見聞きしたことがら9編が取り上げられている。「吉備津の釜」など岡山に関係する内容もあり興味深かった。
麒麟・田村裕
ワニブックス (2007年08月31日)
経済的な理由から自宅を差し押さえられた3人の兄妹の末っ子の裕が中学2年の夏休みに公園で生活するようになったことからその生活について話が始まっている。切羽詰った状態をユーモアをもって軽妙に語り、暗さを感じさせないのは、その状態を抜け出しそれが若い頃...
高野 和明
角川書店 (2005年11月30日)
夢分析をするカウンセラーの来生夢衣はクライエントの夢に入って相手と夢を共にする催眠療法で治療していく。患者としてかかわる刑事に行為をもち以後の“婚約者の夢”“殺人鬼の夢”“少女の夢”を経て互いに対する気持ちを確かな物にしていく。
文藝春秋 (2004年04月07日)
自殺した4人が神様に命じられて現世に戻されて7週間で自殺をしようとしている人100人を助けることになった。コミックのような内容かと思ったが、一貫して伝えているのは「自殺を無くしたい」ということである。 ピストル自殺をしたやくざの組長・服毒自殺をした経...
講談社 (2002年08月)
遺体消失事件に端を発して訳が分らないうちに警察や正体不明のグループに追われることになったチョイ悪の八神が骨髄移植のためにその病院を目指す話を縦糸に。 グレイヴディッガー、墓堀人が次々に起こす猟奇殺人事件や警察署内の刑事部と公安部の対立を横糸にし...
講談社 (2003年02月)
幸せの最中にいた夏樹修平、果波夫婦の妊娠から事件が始まった。経済的な理由で生むことができないので堕胎を決めたが、子どもを生みたい果波の様子がおかしくなった。精神障害なのか超自然現象なのか、幼馴染の中村久美の人格がのりうつって果波の子どもを守ろうと...
講談社 (2007年05月11日)
時間って何だ?今を境に後は誰でもが共有できる確実なものになっていくが、先は未知なる物もので誰にも分らない。それは誰にとっても平等である。ところが心理学を専攻している学生、山葉圭史には相手の非日常的な事柄に関して先を感じ取ることができる。そんな圭...
講談社 (2004年08月10日)
冤罪で死刑になる寸前の男を助けるために退職寸前の刑務官と2年の刑期を終えて出所してきた男が10年前に起こった事件に向き合う。どのようにして冤罪が起こったのか?誰が冤罪を晴らすことを依頼してきたのか?真犯人は誰なのか?真相が明らかになっていくに従い徐...
宝島社 (2001年12月)
実業之日本社 (2003年11月)
銀行の合併問題に端を発した事件に取り組む東京地検特捜部検事が財務省の官僚の死に疑問をもって調べているうちに日本が買い付けている米国債をめぐる疑惑に突き当たる。政治家・官僚・銀行をめぐる疑惑など経済界の問題を興味深く描いていた。
徳間書店 (2002年08月)
人の何倍もの早さで老化が進む病気になっている肉親、自分もやがてはその遺伝子を受け継いでいる自分もやがて同じ道を辿る医師、逆に老化せずいつまでも若さを保っているナチスを追うナチハンターなど遺伝子のもつ不思議さが中心になっている。
祥伝社 (2003年10月)
原子核物理学者の嶋木高志がかかわっている原発「飛翔」が稼働しようとしている。そのためのプルトニュウムの運びこみをめぐって原発阻止団体だけでなくロシア・北朝鮮・やくざやマフィアの動きそして警察の梶田と村上などがからむ攻防で構成されている。 しかし興...
講談社 (2003年04月)
カリフォルニアの新聞記者とワシントン・ポストの新聞記者が、それぞれ秘密兵器にかかわる情報・大統領補佐官の謎の死の真相、を巡って記事にするかどうか?情報の扱いをめぐって起こる数々の問題に対応していく。それが一つになったとき真相がみえてくる。アメリカ...
文藝春秋 (2000年04月)
2005.10.15〜10.25 日本アルプスに墜落したステルス爆撃機をめぐって北朝鮮・アメリカ・自衛隊の攻防が極寒の冬山で繰り広げられる。その息詰まる成り行きと、東京で事件を知りかかわりを深めていく離婚寸前の彼女の動きを絡めてストーリーが展開していく。面白かっ...
宝島社 (2001年04月19日)
熱や圧力によって有機物が気が遠くなるほどの期間を経石油になることから 石油を精製するバクテリアを発見しその遺伝子を操作して短期間に石油を作り出すことができるペトロバクテリアを巡って科学者山之内明を中心に石油メジャーやオペックが暗躍、 石油の価格...
角川春樹事務所 (2000年10月)
5人の同級生のうちの一人が事件に巻き込まれたことをきっかけに高校生が事件の背景にうごめく巨大組織に立ち向かっていき事件の解決とともに普通の高校生に戻る。コミック風の内容だけど、楽しめた。
文藝春秋 (2008年05月)
社長と間違えられて誘拐された研究開発に携わっているエンジニアの木島は、誘拐した2人の犯人と一緒に山奥深くで生活しているうちに自然の中でゆったりとした時間の流れの中で数日を過ごす。自然の中で生活しているうちに今までの生活を振り返ったり事件の背景にあ...
集英社 (2001年05月02日)
原爆投下を決めたアメリカ大統領トルーマンの手紙が本当に存在したのかどうか?最後まで興味深く、面白かった
日本放送出版協会 (2000年02月)
いじめを扱っているがそれよりもアメリカの教育と日本の教育の違いや、子ども達に何を育てていないといけないのか、考えさせられる一冊!
文藝春秋 (2002年03月)
存在さえ知らなかった意識のないわが子との出会いから始まった謎解きが最先端の原子力や情報処理機にまつわる事件をからめて深まっていき、面白かった。
光文社 (2002年12月13日)
この作家がよく取り入れてある現在・過去・思い出の場面を織り交ぜながらアフガニスタンの民衆の星ヘーゲルをアフガンの風として、主人公の日本人カメラマンとその生き方を通して物語りは展開していく。アルカイダ・タリバン・北部同盟・アメリカなど外国など混沌と...
集英社 (2005年12月15日)
巨大地震を題材にした「M8」の続編のような作品で登場人物も重なっている。東海・東南海・南海地震が連動して起こり予想をはるかに超える巨大津波が起こった。静岡から大阪、和歌山までが津波の大きな被害を受けた。津波が起きるまでの様子、津波が起こった時の悲...
集英社 (2004年08月26日)
マグニチュード8の東京直下型地震が起こることをシュミレーションして予告した者やその仲間、その予告を受け止めて防災マニュアルにしたがって警戒・避難訓練した東京都知事!いつどこで起こっても不思議ではない巨大地震の恐ろしさと備えがあれば被害を最小で食い...
西尾 和美
学陽書房 (1997年05月)
幼少期に心に傷を負い、生き辛さを感じているアダルト・チルドレン、その実態と癒しのためには何をなし、どういきたらいいか、具体的で分りやすかった。幼い時から周りの人に愛され、自分を好きになること、自尊感情をそだててやることの大切さをかんじた。癒しのた...
藤堂 志津子
文藝春秋 (2005年02月)
「心のこり」は46歳・「片思い」29歳・「ピアノソナタ」は32歳の女性、それれの恋愛は常識的でそんなこともあるだろうなぁと思わせるような内容だ。相手に対する微妙な心の揺れも、誰の心の中にもある思いのようで、共感できるものだ!
群 ようこ
幻冬舎 (2001年04月)
ヤマダ一家の家族の面々、これからも同じような生活が続くんだろうなぁ! 会社を移ったヤマダ夫・職場を変わってなかなかなじめないでいる雑誌社の妻・真面目で勉強一筋、家事の手伝いもよくする姉・奔放でおしゃれに一生懸命な妹のユカリ、それぞれこれからの展開...
どこにでもある家庭の様子がたんたんとユーモアをもって描かれている。ありふれた事柄の中に含まれたできごとを群洋子独特の軽妙なタッチで楽しく読ませる一冊!
筒井 康隆
岩波書店 (2002年01月24日)
大人の童話かなぁ!読みやすかった。ドラマにすると面白いだろうなぁ!
矢口 敦子
幻冬舎 (2008年04月)
生活のために卵子を売った木綿子はその後巨万の富を得たが、癌に侵され、自分のDNAを受け継いでいる子供を捜し出す。しかし出会う直前に売買された卵子から生まれた恵哉は殺人を犯し自ら飛び降り自殺をしてしまう。悲嘆にくれている生みの親の絹恵に木綿子は犯人は別...
幻冬舎 (2003年06月)
息子と妻を亡くし、ホームレスになった優秀な脳外科医の日高が過去に命を助けた少年と出会う。その街で起こった殺人事件にかかわっている刑事と事件を追っていく。 「人の肉体を殺したら罰せられるけど、人の心を殺しても罰せられないんだとしたら、あまりに不公平...
幻冬舎 (2002年05月)
人工授精を扱っているのかと思うと何だか中途半端!ミステリーとしても中途半端!なんだか現実感のない内容で前半引き込まれたが途中から何だかこじ付けだなぁ!
湊 かなえ
双葉社 (2010年06月02日)
高台にある高級住宅地ひばりヶ丘に住む遠藤家と高橋家、一番小さな家に住み私立高校受験に失敗し公立学校に通う遠藤彩花はそのストレスを家庭内で母親にぶつけている。その隣の大きな邸宅に住み優秀な進学校に通う高橋慎司はアイドルのような容姿、スタイル、バスケ...
双葉社 (2010年04月08日)
受け持っている中学生に一人娘を殺された教師がクラスの生徒たちに事件について語りかける幕開きから一気に引きつけられる話の展開。 それぞれの関係者の告白という形で事実が明らかにされていく過程がますます興味を引きつけていく。同時に予想以上の恐ろしい展開...
渡辺 淳一
集英社 (2010年09月24日)
広告関係の大手の会社を役員を定年退職した大谷威一郎が会社人間から家庭人としての生活に意識を変えられないでいる。そこから起こるイライラやとまどいが犬の散歩やお寿司作り、妻との京都旅行などいろんな生活場面を描いていくことで伝わってくる。でも、本当のイ...
浅田 次郎
朝日新聞社 (1998年11月)
涙だけでなく読後の爽快感がいいなぁ!
講談社 (1999年12月01日)
戦時中・戦後の混乱した時代を逞しく生き抜き一代で財を成した父に反発している息子の真次がふとしたきっかけから地下鉄の階段を上がって紛れ込んだのが30年以上も昔・そこで父に反発して自殺した兄や若い頃の父親と出会う。次第に遡って出会う父の姿や生き様、の...
永山 翔子
PHPエディターズグループ (2000年02月)
アダルトチルドレンの心の回復の軌跡が分かりやすく明かされたような内容で、AC を受け止め、支える人の存在とその人との関係がいかに重要であるかを考えさせられた。ACの翔子ほどではないにしても、家庭の中で弱い者に向かう未熟な親の態度は気づかないうちに...
講談社 (2002年09月05日)
05.11.5〜11.13 妻を殺したことを認めながらその後の2日間の空白の謎を自供しないまま、警察→検察→裁判所と送られていく元警察官を巡る謎とそれぞれの捜査機関の思惑が絡み合って物語が繰り広げられ興味深かった。
東野 圭吾
講談社 (2006年07月25日)
家庭を顧みない夫・舅、姑をないがしろにして、わが子を溺愛している妻・過保護からゆがんだ性格で自己中心的な子ども、 その家庭の中学生が起こした殺人を必死で庇おうとする夫婦。その事件と老いや介護の問題をからめてストーリーが展開していく。痴呆の殻に入り...
文藝春秋 (2001年05月)
事故に遭遇した母親と娘、助かり意識を回復した娘の身体、そこには母親の人格があった。娘の身体と妻の人格そのちぐはぐさと夫の戸惑い、娘として向上心をもち成長を続ける妻の姿に置いていかれる寂しさや嫉妬心に苦しむ夫、さらに事故の背景を巡って物語りは構成...
講談社 (2002年03月15日)
新進の女流詩人との結婚式当日に毒殺された流行作家の死を巡って犯人は誰か?動機があり、殺害するチャンスがある3人のうち誰が本当に殺したのか?刑事が最後に「犯人はあなたです。」
光文社 (1990年04月)
信州にあるペンションで死んだ兄の事件を妹の菜穂子と友達の真琴が謎を解いていく。その過程で暴かれていく殺人事件である。 ペンションの各部屋に掛けられているマザーグースの詩の謎解きとその謎を解いた後に潜んでいた真実、前半だらだら、後半さすがミステ...
集英社 (2002年05月17日)
絶世の美貌に恵まれた“雪穂”の中に潜む魔性に絡んで次々に起こる事件とそれを20年も追う刑事の執念を縦糸にその時々に見え隠れする桐原亮司の陰をハゼとエビの関係だと確信していく過程に起こる数々の事件、最後に炙り出されてくる真実によってすべては氷解するが...
文藝春秋 (2004年08月04日)
題材を性同一性障害にとり、男性とは、女性とは何か身体や染色体ではなく心の在りようや周りの人の受け止め方を通して、男と女はメビウスの輪として捉えたり、その違いは北極と南極の違いだと捉えている。アメフトのクォーターバックだった哲朗はマネージャーだった...
角川書店 (2006年06月)
全編を通して、歯医者の息子である私・田島和幸と豆腐屋の息子の倉持修のいびつなかかわりが描かれている。途中で投げ出したくなるような負のイメージがこれでもか、と続き、救われないような気分になった。物語の最初と最後でやっと辻褄が合った。人が人を殺そう...
講談社 (2005年08月12日)
序章からぐんぐん話しに引き込まれ、いっきに読み上げた。時生とトキオについて途中からストーリーを予想できたが最後まで楽しんで読むことができた。 面白かったのは若い頃の父親、拓実の奔放な性格や生活態度をトキオが呆れたり嗜めたりすることや、過去と現在を...
講談社 (2009年09月18日)
刑事、加賀恭一郎が殺人事件を解決していく過程をこまかく追っていく内容は、とりとめも無いようで、これら一つ一つのエピソードが事件解決にどのような関係があるのか前半は分からないまま読みすすめた。 最後まで読み終わって、なんと見事に一つの事件に組み込ま...
講談社 (1988年07月07日)
女子高校を舞台にしたミステリー・密室の謎解き・最後まで分らない殺人の動機・その動機は女子高ならではの事件だ。殺人事件の裏に潜む動機、それは表面は明るく華やかな女子生徒たちの中の繊細で、もろく危うい心だった。
文藝春秋 (1998年05月)
「燃える(もえる)」「転写る(うつる)」「壊死る(くさる)」「爆ぜる(はぜる)」「離脱る(ぬける)」の5つの難事件に立ち向かう刑事と、不可思議な現象を科学の目で解き明かしていく物理学者の活躍は謎解きの面白さを味わえる。
講談社 (2001年01月17日)
一人の作家が殺された。殺した犯人も作家である。 その殺人の裏に隠された子ども時代まで遡る2人の関係とその裏に隠された悪意。動機が不明だった殺人の実行には計画的に積み重ねられたゆがんだ背景があった。犯人・刑事・周りの人たちの手記や記録・回想・独白など...
光文社 (1998年06月)
短編7編 "寝ていた女“友達に自分の部屋を貸していた俺の部屋に帰ってみると女の人が一人寝ていた。彼女は誰で、何のために・・・・”もう一度コールしてくれ”強盗に失敗して逃げ出した俺が逃げ込んだ家は高校時代に野球の試合の審判をしていた男の家、あの時のアウ...
文藝春秋 (2005年08月25日)
講談社 (1998年11月13日)
原子力発電所の上空でホバリングしているのは無線操縦でコントロールされている超大型ヘリコプター、要求を受け入れられないときはそれを高速増殖原型炉「新陽」に落下させるというFAXが“天空の蜂”から 届く。期限はヘリコプター“ビッグB”に満載している燃料が無...
光文社 (2006年05月20日)
猫が変身した“夢吉”と共に行ったトリノオリンピック観戦記といったところだ。マイナーの冬季オリンピックの競技紹介あり、選手紹介あり・トリノオリンピック開催中のイタリアやオリンピック会場や国別の応援風景ありだ。でも一番印象深いのは雑誌社の招待で(この本執...
角川書店 (2007年07月)
不倫をする奴は馬鹿だ。せっかく築き上げた家庭を壊すなんて愚の骨頂だと思っていた男が会社に来た派遣社員との関係ができて不倫の深みに入っていく。家庭と不倫相手との間で揺れる男心のずるさと危うさはかってなものだなと思うが、後半に描かれる15年前の事件を...
講談社 (2003年02月14日)
かってのバレープリマドンナがバレー教室を開く夢に向かってる女性をベランダから落として殺害した事件の「嘘をもう一つだけ」。真夏の車の中でわが子を熱射病で亡くした親の事件の「冷たい灼熱」他3点の作品が収められている。
講談社 (1996年08月08日)
野球部のキャップテンの高校生が主人公。交通事故死をした交尾との死に端を発し起こった事件や公害病の妹、公害を発生させた企業などが複線になり物語が構成されている。
集英社 (1996年09月20日)
鞠子と双葉、東京と北海道で別々に育った2人をめぐって次々におこる不可解な事件、謎が深まっていく。そっくりな2人が互いの存在を知り自分の出生に疑問をもって探っていくが、ストリーの展開にやや無理があってすっきりとは読めないが、そんなことにこだわらなか...
文藝春秋 (2000年06月)
草薙刑事と物理学者の湯川助教授が一緒に不可解な難事件を解決していく。どんなに不思議なことにも理由があり論理的に解明できるという謎解きが面白かった。
文藝春秋 (2006年02月)
私立中学校の入試にむけて勉強している4人の子供とそれぞれの家族が集まった別荘で起こった殺人事件に向き合った並木俊介。彼の妻が愛人を殺したという事件を他の家族が協力し合って証拠を隠滅し揉み消そうとする。その表面の陰に隠された真実は・・・・・
講談社 (1998年03月13日)
人間の記憶を操ることができるようになったというSFの縦糸に麻由子を巡る男女の三角関係を横糸として紡いでいくが時間のながれが過去か現在か、作られた記憶か現実のことなのかが分りにくく組み立てが凝りすぎのように感じた。
毎日新聞社 (2009年04月15日)
東野圭吾の小説 読み終わった
読み始めるとぐんぐん引き込まれて、映画の世界に入ったようで、 読み終わると一巻の映画を見終わったようだ。 想像できないような出来事がなぜ起こったのか、これからどうなるのか? 予測できない面白さがあった。 誠哉と異母兄弟の冬樹が迷い込んだパラド...
光文社 (2007年11月20日)
突然の交通事故で死を迎えた岸中美菜絵は死の瞬間に目にした自分の運命にかかわった者達にその思いを自分の目を通して伝え、残していった。そのことから起こった出来事がミステリーとして謎解きの面白さになっている。記憶を失くしていた慎介が徐々に記憶を取り戻し...
東野 圭吾 杉田 比呂美
文藝春秋 (2001年11月)
クリスマスを前に行われるサンタ会議には各国のサンタが集まる。そこにアメリカのサンタが後任のサンタとして紹介したのがジェシカと言うおばさん。サンタは男性でないといけないの?皮膚の色が黒かったらいけないの?赤い服でないといけないの?・・・・・各国の...
光文社 (2005年06月14日)
偶然懐に飛び込んできた大会社の副社長の娘と立てた誘拐計画とその実行。緻密な計画を立て出し抜いたつもりがウラをかかれて利用されていたという結末、ゲームのように計画を立てパズルを組み立てていくクールな生き方を自負している主人公がちと哀れにもなるなぁ!
講談社 (1997年05月14日)
わが子に対する虐待が止められない沙也加が自分の記憶から抜け落ちている幼い頃の記憶を取り戻すまでを人里はなれてひっそりと建っている小さな灰色の家で元恋人の主人公と二人が繰り広げる謎解きである。随所に貼られている伏線や次第に真実に近づいていく過程が興...
朝日新聞社 (2004年12月)
一人娘、絵摩を無残な形で亡くした長峰重樹が復讐のために犯人を追う。どんな犯罪を犯しても未成年と言う理由で法に守ってもらえることの不条理さ。その反対にまったく救われない被害者の痛みや苦しみ・悲しみ・憎しみ、が全編を覆っている。いつか見たドラマのよう...
講談社 (1996年01月11日)
雪に覆われ、孤立した山荘であると想定されたペンションに集められたオーディションに合格した男女7人の殺人劇・次々に起こる殺人の裏のそのまた裏に隠された真実が明かされていくミステリーが興味深かった。
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