元警察官僚による警察組織や警察官についての一般向けの解説といったところ。本人によれば、警察庁採用のキャリア官僚の割には現場経験が多いとのことで、いわゆる警察というか、自治体警察やそこの警官の習性や文化に至るまで書かれていて、実際のところは分からないが、警察ドラマとは違う事実が語られていて、それなりにリアリティがある。現在は小説家ということだが、小説家になるために修行した成果らしい文章でもある。ちょっと癖があるが。
ノンフィクションの読み物としては、そこそこ面白い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年3月23日
- 読了日 : 2017年3月23日
- 本棚登録日 : 2017年3月23日
みんなの感想をみる