元祖、怪談の語り部ともいえる稲川氏と、現在の怪談を牽引する作家、平山氏の対談集です。
平山氏にいつもの毒はなく、お互いほめ殺し合戦みたいになってますが、なかなか興味深い話はありました。
有名な都市伝説の赤いちゃんちゃんこが、元は稲川氏が紹介したもので、赤い半纏だったとか、稲川氏の近所の犬が人面犬の正体だった話は、えーって感じでした。
赤いちゃんちゃんこは、出所不明と言われてましたしね。
ただ、怪談の話だけじゃなく、人生における話とかもあって、なかなか読み応えありましたよ。
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カテゴリ:
怪
- 感想投稿日 : 2010年2月14日
- 本棚登録日 : 2008年5月31日
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