1988年製作のメタル・ドキュメンタリー映画。
俗にいうヘア・メタルの界隈のバンドが中心的に取り上げられていて、半分ぐらいは知らないバンドだった。
派手に、刹那的に生きているミュージシャンが、将来に関して問われ急に口ごもるシーンがなんだか切ない。
実際、この作品に登場するバンドは、ほぼもう生き残っていないのを知っているから。
レミーやオジーといった大物が若い姿で出てくるのもおもしろかった。
最後、Megadethの演奏でエンドロールに入るのが、ヘア・メタルのシーンの終焉を思わせて象徴的。
なお、この数年後、90年代に入るとオルタナティヴ・グランジのムーブメントに押され、メタルは長い冬の時代を迎えることとなる。
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カテゴリ:
メタル
- 感想投稿日 : 2017年7月19日
- 本棚登録日 : 2017年7月19日
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