BAD KIDSの続編・・・であり、アナザーストーリー。
良くも悪くも、作者の家族観というのがわかってしまう一冊。
何にしたって、自分一人じゃどうにもできないことは、誰かに助けてもらったり、誰かとわかちあったりして、意地を張らずに生きたいのに、頼れる人がいない。頼りたい人がいない高校生たちを見て、自分と重ね合わせる人は少なくないと思う。ただ単純に思春期だからというだけじゃなく、生きることにもがいている高校生の姿が悲しくも美しい一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ま行
- 感想投稿日 : 2015年8月7日
- 読了日 : 2012年5月8日
- 本棚登録日 : 2012年5月8日
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