昔の総会屋を書いた作品。色々な事件を通し、総会屋から、コンサルト会社へと主人公が変わっていく。バブルの後の銀行の冷たさ。あの当時の貸し渋り、貸し剥がしはハンパじゃなかった。しかし、最後の築地の話の稼業再建はとても面白かった。銀行も、融資の仕方を変えて総てが良い方向に向かわせられる。実にいい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年9月6日
- 読了日 : 2015年9月6日
- 本棚登録日 : 2015年9月6日
みんなの感想をみる