著者の発想は、中学受験はただの通過点でしかないというところにあり、これは非常に重要な視点である。本書もまた、その発想で貫かれており、「合格こそが全て」との誤謬に陥りがちな受験生の親の発想を引き戻す意味のある書である。ただ、個人的には、著者の本では「中学受験 合格しても失敗する子、不合格でも成功する子」の方が先の視点がストレートに出ていてよいとは思うが…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学習参考書
- 感想投稿日 : 2017年1月8日
- 読了日 : 2017年1月8日
- 本棚登録日 : 2017年1月8日
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