1987年(底本1983年)刊行。◇青江又八郎/用心棒日月抄シリーズ第三弾。
藩隠密組を狙うは藩権力奪取を謀る人物。隠密組に属する佐知を救うべく、佐知の父・谷口の命を受け、三度脱藩する又八郎。身重の妻女を故郷に残して江戸に旅立つ。
その彼を待ち受けるは、貫心流の達人筒井杏平。
用心棒稼業の面よりは、藩内の闘争、佐知との共闘・交歓がメイン。だが、どこぞ無頼を託ちながら生きる細谷との友情は相変わらず。
登場シーンは少ない由亀嬢が実に健気。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月15日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年7月8日
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