いい学校の選び方: 子どものニーズにどう応えるか (中公新書 1760)

著者 :
  • 中央公論新社 (2004年8月1日発売)
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感想 : 4

2004年刊。学校選択制が採用されることを見越し、その選択にあたり、親としてなすべき情報収集法・学校への関わり方などについて解説する。本書は、大瀬英昭校長を中心として創出してきた神奈川県茅ヶ崎市浜之郷小学校を理想モデルとしている感がある。もちろん、個人的には浜之郷小学校はいい学校と思う。しかし、彼の学校が採用してきた方法論が、他の一般的な公立学校に般化できるかは疑義があるところ。また、選択制が下火になりつつあることからして、本書の意義が、中高受験における偏差値以外の学校選択の基準の提示に矮小化したのでは。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2017年1月4日
読了日 : 2017年1月4日
本棚登録日 : 2017年1月4日

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