知人の勧めによる一作。心に傷を持ち続けた少年、そして、彼は痛みを知るがゆえに心優しい。そんな彼を取り巻く少女、ライバル、そして、失った家族。孤独を支えてくれた師匠一家ではあるが、敵意に満ちた義理の姉弟たちとの相克も色を添える。将棋に意味があるか、ただの附票かはまだ判然としないが、孤独を託つ少年が大人になっていく過程を丹念に描いていく。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2017年1月23日
- 読了日 : 2017年1月2日
- 本棚登録日 : 2017年1月2日
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