原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2003年10月15日発売)
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本棚登録 : 439
感想 : 56
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京介と蒼が出会った事件の話。
改めて、私京介が好きになれないわ。と思った。
お話の中で、登場人物の一人が「落ち着き払って、何もかもわかったような口ぶりで、そのくせなに、そのうざったい髪型。~ここぞという時に御開帳というわけ~人に隠したことを明かせというなら、まずあなたこそ自分をきちんと出してみせればいい」というセリフが100%正論だと思った。
そんなに嫌なら整形しろよと言いたくなるくらいしつこいんだよね。
で、事件の収束があれじゃ消化不良。
自分を抱く母の手に恐怖があったから心を閉ざしたままだったとか、こじつけにしか感じなかった。
そしてそれを、京介が上から目線で説教たれられる意味がわからん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年2月13日
読了日 : 2016年2月13日
本棚登録日 : 2016年2月13日

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