病床の夫を殺害し、自由の身となった民子。その後政財界の黒幕・鬼頭の女として生きる。
一方鬼頭の周囲では不可思議な事件が続く。一人事件の真相を探る刑事・久恒。しかし真相に近づいた時、鬼頭の圧力により警視庁をくびになる。諦めきれない久恒は単独で捜査を行う。しかしついに黒い手がしのびよる・・・
さらには鬼頭の死により大いに揺れ動く政財界。身の危険を感じた民子は愛する男・小滝のもとへ。しかしそこには驚愕へ結末が・・・
女の野望と政財界をも巻き込む裏の世界を描いた力作。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
松本 清張
- 感想投稿日 : 2011年8月19日
- 読了日 : 2011年8月19日
- 本棚登録日 : 2011年8月19日
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