このような小説ができた背景が「訳者あとがき」に記されているが,非常に参考になった,「聖母被昇天」と「キリスト磔刑」を見たことがきっかけだった由.カナの婚礼で甕の水がワインになった話,ラザロの復活,十字架での死について息子の行動を母の視点からとらえた点は興味深かった.復活したラザロについては確か聖書には詳しく書いてなかったと記憶しているが,本書ではラザロのその後が分かって面白かった.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2016読破
- 感想投稿日 : 2016年3月31日
- 読了日 : 2016年3月31日
- 本棚登録日 : 2016年3月29日
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