自分が受けた善意を、その相手に返すのではなく、別の3人の相手に渡すというもの。発想は素晴らしいけれど、映画にしてしまうと、偽善的に見えてしまうのはどうしてかしら。
加瀬くんハマリ役。暗さが更に倍!
実際、こういう立場に立たされたら、思う事もしたい事も人それぞれで当然なんだろうなぁ。セットの一つ一つの色使いが女性にはたまらないと思いますよ。とってもステキです。
とてもデス妻のフェリシティ・ハフマンとは思えないくらいのすごいメイク。女優魂だなぁ。性同一性障害の男性(外見上)と17年前に産まれた自身の「息子」との話。まあまあ。
重い内容ばかりだったけど、嫌いじゃないなー。新聞の片隅にある記事の背景には、こういった複雑な事情があるものなのかもって妙に考えさせられました。登場人物は、やはりどこか歪んだところがあったりするわけだけど、そういうところに興味が行ってしまうものなのかも。面白かった。
最初は仲のいい友達だったはずが、一番大切な存在である、子供を通してすべての歯車が狂ってしまった。誰の心にも少なからず、こういった心理は存在するのだろうではないかと思います。絶対に人の意見に流されないなんて確固たる自信を持っている人の方が少ないんじゃないかなって思いますが、ここまで疑心暗鬼になって恨んだり細かいことまで腹を立てるようになると怖いとしか言いようがない。
誰にでも必ず訪れる「死」。自分ひとりの問題ではなく、周りを取り巻く大切な人たちへ改めて感謝の気持ちを持つことができる内容だと思います。「ヒア・カムズ・ザ・ザン」は特にじーんとくるものがありました。息子さんのぶっきらぼうな愛情表現も良かった。
角田さんご本人には出産のご経験がおありでないとか。それにしてもリアルな描写で、すごいなーって感心してしまいました。ところどころ可愛らしい挿絵が微笑ましい。妊婦さんにも色々ありますよね。生まれる子には愛情を持って接するママであって欲しいなぁ、なんて思いました。
図書館で一気読み。彼女の生い立ちも切なくて、どれだけ辛かったろうと思うと胸がいっぱいになった。ご主人と娘さん達の胸の中にいつまでもママは生きていますね。私も幸せを祈っています。
なんだか不思議な読後感。少し官能的な話もあるけれど、なんだか曖昧というか、つかみどころのない話ばかりだった。
女性じゃないと理解しにくい部分があるかなー?と思う。それくらい女性特有のあの裏の感じなんかが伝わってくる。あの後、ナナコはどこでどう過ごしたのだろう?葵の心の奥にはずうっとナナコがいるのだろうな。「年齢を重ねることの意味、それは出会うため」っていうところで救われた気がしました。そうそう、そうだよねって。
兄弟愛に尽きる。振り回してもきたけれど、ここぞという時には命を張ってでも弟を守るお兄ちゃん。ストーリーもテンポよく流れ、見ごたえがありました。
序盤の官能的なシーンと対照的に、後半の彼女のストイック(にしか生きられなかったのだろうけれど)な残りの人生は壮絶でした。彼女の中では、いつまでも「坊や」だったのかな。
原作もドラマも見てないのですが涙もろい私は、ちょこちょこ泣いてしまいました。出演者みんな演技が素晴らしかったのはあるけれど、やはり樹木希林さんが演じるオカンは可愛らしさの中に強さもあって、誰からも愛される人だったのだろうなぁと思いました。オダジョーも良かったですねぇ。愛がこもってる。大体のストーリーは把握していたつもりでも泣けちゃいました。
親の世代を超えて子供の遺伝子まで惹かれあったってことでいいのかな?韓国のお話にしては、もうひとつ盛り上がりに欠ける感じです。ホタルのシーンが良かった。